「岡山で農業」をしてみませんか?

『晴れの国』で、農業を。

 瀬戸内海に面し、温暖少雨の気候に恵まれた岡山県では、様々な農作物が生産され、農業産出額は中国四国地方で1位となっています。

また、毎年150名を超える方が、新たに『晴れの国・岡山』で農業経営を始めています。

 岡山県では、「自身が経営主になり、本格的に農業を始めようとする方※1」を応援しており、このページでは、岡山県で農業を始める魅力、そして始めるときの課題や解決策について、紹介していきます※2

※1 体力に自信があり、岡山県内で農業をはじめるべく、熱い気持ちで取り組める方。農業経験は問いません。

※2 このページは、岡山県担い手育成総合支援協議会(岡山県、岡山県農業協同組合中央会、岡山県農業会議、岡山県農林漁業担い手育成財団等で構成)が管理・運営しています。

農業の「やりがい」とは

 まず、「農業」を仕事とすることの魅力とは何でしょうか?

 岡山県で農業をはじめた方に話を聞くと、「家族との時間が取れるようになった」「全てを自分で決めることができ、その結果を得ることができる」「お日様とともに仕事ができる」「『おいしい』という声を頂けることがうれしい」などの声が寄せられました

   ※2022年に行った、就農者からの聴き取り調査

 また、「くだもの王国」高品質な桃、ぶどうを生産することに誇りに持つ方も多いようです。

↓↓↓岡山県で農業を始めた方へのインタビュー記事(時間があるときにどうぞ)↓↓↓

 

農業の「厳しさ」とは?

 一方で、農業には厳しい面もあります。

 時々、ニュースにもなるように、悪天候でうまく育たないこともしばしば。ある程度は「栽培技術」で対応できる部分もありますが、「台風」で施設が壊されることもあります。

 そもそも「自分で経営する」ということは、設備投資などに使う資金の準備が必要で、どのように農作物を生産し、販売していくかの経営計画も自分で立てなければなりませんし、生産するための「農地」を見つけ、そして「栽培技術」を身につける必要があります。

 農業をはじめようとする方が直面する課題の上位3つが、「資金(初期投資)」「農地」「栽培技術」となっています。

   ※新規参入者(農家出身でなく、農業をはじめた方)への全国アンケート結果(2022年 全国農業会議所調べ)

 農家出身の場合は、「資金」や「農地」の面で負担がやや軽くなりますが、少なくとも「栽培技術」を身に付ける必要があります。 

 これらの課題を踏まえた上で、岡山県では次のような支援をしています。

「岡山で就農」する魅力

 「多様な研修制度

   岡山県では、多様な研修メニューを設け、農業をはじめる方の技術習得を支援しています。『どの研修が自分に合っているか』は、後述の相談会で相談してみましょう。

 ○新規就農研修制度(独立自営での農業経営を始める方。就農予定の作目と産地での研修)

   →農地などの生産基盤を持っていない人で、就農予定時50歳未満(地域によっては、55歳未満)の方には、こちらを勧めています

    (ただし、応募には要件があり、面接審査でお断りする場合もあります)

   →『研修中から産地に入る』ことで、地域と研修生の距離が近くなり、農地、住宅、中古の施設・機械を紹介してもらいやすくなったり、地域に適合した栽培技術を学べたりするメリットがあります

 ○三徳園研修制度(岡山市にある三徳園での研修)

  →県内での就農地が決まっている(農地がある)方などにお勧めです。

  ・栽培実践研修(平日の日中開催。ほ場での実習主体の研修)

  ・社会人就農研修(平日の日中開催。座学とほ場での実習がセットの研修)

  ・ホリデイ就農ゼミ(休日の日中開催。座学とほ場での実習がセットの、ライトな研修)

 ○各地域の農業講座(市町村や農協が実施)


 「晴れの国おかやま」

 中国地方の山陽側に位置し、晴れの日が多い。植物の光合成の元となる「お日様の光」は、農業をする上でとても重要で、植物の病気のまん延につながる雨は農業の敵にもなります。また、山陽地方は自然災害が比較的少ない地域でもあります。こうした背景もあってか、岡山県の農業産出額は1,526億円にのぼり、「中国四国地方で1位」となっています(2021年 生産農業所得統計)。 
 ※降水量1mm未満の日:276.7日で全国第1位 (気象庁「全国気候表(1991~2020年(30年間)の降水量1ミリ以上の日数の平年値をもとに算出)」)


 「くだもの王国おかやま」

 岡山県は、桃、ぶどうの一大産地で、その品質の高さには定評があり、高級果実専門店に並べられたり、海外の富裕層に向けて輸出される産地もあります。 
 ※生産量で桃は全国6位、ぶどうは全国3位

 技術を磨き、産地に受け入れられれば、産地のブランドで出荷することができます。

 

まずは「就農相談」から

 岡山県では、農業に興味のある方を対象に、「就農相談会」を開催しています。経営主になる以上、自分で調べることも重要ですが、まずは専門知識を持った相談員にご相談ください。(研修制度だけではなく、就農にむけた補助金制度や、岡山県での栽培実態などについて紹介します)

 ※農業という産業に従事しはじめることを、「就農」といいます。

 ※実際に就農する前に、『就農しようとしている地域や品目が自分に合うのか』『栽培しようとしている品目の将来性や生計が成り立つのか』を、よく検討する必要があります。

↓↓↓各種『相談会』の開催情報はこちら↓↓↓

↓↓↓就農予定地が決まっている方はこちら↓↓↓

【各地域の問い合わせ先】

利用できる農地がある場合など、「就農予定地域が決まっている方」は、こちらにお問い合せください。

(平日の9時~17時。担当不在の場合もあります)

地 域 名 連 絡 先

岡山地域

(岡山市、玉野市、瀬戸内市、吉備中央町)

備前広域 農業普及指導センター(岡山市北区弓之町6-1)
086-233-9848

東備地域

(赤磐市、備前市、和気町)

東備 農業普及指導センター(和気町和気487-2)

0869-92-5176

倉敷地域

(倉敷市、総社市、早島町)

備南広域 農業普及指導センター(倉敷市羽島1083)

086-434-7048

井笠地域

(笠岡市、井原市、浅口市、矢掛町、里庄町)

井笠 農業普及指導センター(笠岡市六番町2-5)

0865-69-1652

高梁地域

(高梁市)

備北広域 農業普及指導センター(高梁市落合町近似286-1)

0866-21-2851

新見地域

(新見市)

新見 農業普及指導センター(新見市高尾2400)

0867-72-9177

津山地域

(津山市、鏡野町、久米南町、美咲町)

美作広域 農業普及指導センター(津山市山下53)

0868-23-1524

真庭地域

(真庭市、新庄村)

真庭 農業普及指導センター(真庭市勝山591)

0867-44-7582

勝英地域

(美作市、勝央町、奈義町、西粟倉村)

勝英 農業普及指導センター(美作市入田291-2)

0868-73-4067

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